満たされる怖さ
心の底から人を好きになった女と付き合いたいと思っているが生まれてからというもの、自分から人を好きになったこと経験があまりない。どちらかというと人から行為を寄せられて、その行為で気持ちよくなってて、その人が僕から離れて行く時に初めて好きになるという自分でも意味のわからない恋の仕方である。
もしかしたら僕はNTR(寝取られ)属性を持った変態なのかと思ってしまい、一時期NTRモノで慰めることに強い興奮を覚えてしまったこともある。しかし、結局のところ、元彼女が他の男になってしまいNTRされた僕は死ぬほど苦しんで眠れなくなって属性をもっていないことに気が付いた。
今は時間も経ちたまに思い出すことがあるが元カノのことを少しずつだけど忘れることもでき前に進むことができていると思う。
最近久しぶりに日記をみてた元カノを思い出したときにあることに気が付いた。
童貞だった時のほうがハングリーさがあったことに。
昔から自信がなく何をやってもダメだった自分を変えたくて、自分の価値を高めて彼女を作ろうと思っていたのだ。バイト代をいい服を買っておしゃれをすることで精神的に余裕を持つこと、筋トレをしてシンプルでも様になるように意識をしたり、肉体面だけでなく内面を磨くためにあらゆるジャンルの本に挑戦したりと思いつく限りのことをした。
これも全て、女の子にモテたくて頑張ったのだ。
バイトが忙しくて体がキツすぎて体調崩しててもジムで筋トレしてたし、服や本を買う以外は全て筋トレにお金をかけていた。
今思うと、死ぬほどほぼ休みなく働いていた僕がただモテたいっと強く思っただけで限界を超えてもなお、ジムで筋トレしていたなんて信じられないくらいだ。
数年後、就職をし女性と付き合い童貞を失った。少しして退職をして彼女と一緒にいる時間が増えたことによりあることに気が付いた。
自分磨きをしなくなったことに。どんなに忙しくても無理やり時間を作って行ってたジムも、おしゃれになりたくて本や服を買っていたのに、内面も変わりたくてビジネス書や哲学を読んでいた自分が何もしなくなったのだ。
初めてできた恋人ゆえに、一緒にいたいと思ってしまいました。また、覚えたての恋人との性行為が楽しくて仕方なかったからかもしれません。気がつくと努力をやめてしまった。
言い訳かもしれない。彼女と居て努力をしなくなったことは。しかし、人は満たされないからその現状を変化させるために努力をするのだと思います。僕は、幸せになりたい反面、幸せになるのが怖いと感じてしまいます。
それは、今のこの現状に満足したら一生、今の生活から変化することができないから。
今のこの生活がいやだ。だから何かを変えたいためにブログを僕は始めたのかもしれません。