職場がコロナ閉店…無職になります。

なんとも言えない。

久しぶりの無職になることになるとは思わなかった。

 

今日は昼からの出勤だった。

朝は仕事のコンディションをよくするためにジョギングを軽くして目を覚まして、冷水シャワーを浴びて身支度を完璧にした。

 

そして職場につくなりにパートのおばちゃんからお店が閉店することになったことを聞いた。

昨日まで変わりない職場だったが、厨房やホールを見てみるとみんないつもより静かだ。

 

普段は、仕事をしながら元気な喋り声や笑い声を聞くことができていたのだが、今日に限ってはあまり聞こえない。

 

少ししてから本部からきた人からお店の現状、閉店が決まったことを正式に聞いた。

閉店は今月まで。

 

今日含めて残り4日で僕の約3年過ごした職場がなくなるのだ。


無職の苦しみをまた味わなければいけないのか?

また、あの苦しみを味わうのか…

前回の職場は本当に地獄のような苦しみで、精神的にも肉体的にも追い詰められて1年も持たずにやめた。

 

長時間労働…不規則な出勤…人間関係…低賃金…人手不足。

初めて社会人になって研修もなく現場に出されて、右も左もわからない状態で自分なりに頑張ってきていたが、仕事につくと涙がでてきたり震えたりしていた。

そんなストレスから解放されてから僕は無気力になった。

 

そして生活は不規則になり、気がつくと外に出ることができなくなる一歩手前まで精神的に追い詰められていた。

それを抜け出すために始めたのがこの職場だった。

 

少しずつだけど、前職でのトラウマが少しずつ消えてきて、本当に昨日までは辛いこともあったが楽しく働けていたと思うがそれもどうやら終わりのようだ。


辛かったこと…

やはり今日1日は僕も含めみんな元気がありませんでした。

それもそうだ。

 

まだお店が大丈夫だと思っていたものが急になくなるのだから…心の準備ができていないのだから。

現実として受け止められないんだ。

 

ここで辛かったことがあった。

職場の人が泣いていたのを見てしまったことだ。

 

僕よりも何年も前からオープンして1番忙しいと時期から働いていたのだから僕よりもこの店の思い入れはすごいはずだ。

それがなくなるんだもの。

泣くのは当たり前さ。


仕事をしながら考えていたことがある。

たまたまこのお店で働いているから出会ったわけで、もし閉店してしまえばこれから先、一生会わない人だって出てくる。

 

本当にたまたまこのお店で働くというキッカケで出会ったのだが、そのキッカケとなっていたものが無くなれば繋がりは消えるのだ。

 

そう考えると寂しくて久しぶりにこんな辛い気持ちになった。

悲しい。


僕はこれから先どうなるのか?

僕はこれから先どうなるのだろうか?

何もしないままでいれるわけではない。

 

それはわかっている。

けど何をしたらいいのだろうか?

 

僕はどうしたいんだろうか?

何をしたいんだろうか?

 

それを真剣に考えなければいけない。

 

本当に僕はどうなりたいのだろうか

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