欲しいものほど手に入らない

最近、お洒落に目覚めてからというものいろいろなものが欲しくて仕方ない。

例えば僕はレッドウィングを2足所持しているけど、90年代のレッドウィング、通称犬タグがある時代は革質がよかったらしいですし、もっと前のモデルはもっとよかったらしい。

少し前ではホワイツがABCマートの傘下になってしまいました。

ABCマートをたまに利用している僕ですが、傘下になることで、ホーキンスのブーツのイメージが強すぎてあまりいい印象がない。

学生時代に黒いブーツが欲しくて、レッドウィングやホワイツ、ウエスコ、ダナーなどを買いたかったのですが学生でしたのでお金がありませんでした。

そこで、レッドウィングに似たホーキンスを買ったところ、手入れをしても経年変化はしないですし、履き心地も悪く、見た目も安っぽくて買ったことを後悔しました。

履いてけば愛着が湧いてくるかもと思っていましたがダメでして、買って2ヵ月目にゴミ捨て場の前に置いて帰りました。

 

その経験があったせいか、どうせ買うなら無理してでも長く愛せるいい物を買おうという思想になったのですが、犬タグは買えねぇよ。

例えばレッドウィングブームだった90年代中期は僕が生まれて2〜3歳でしたもん。

現在、革質がよかったらしい時のレッドウィングのブーツを履くには誰が履いたかもわからないような汚いやつを買うしかないですし、ブーツや革靴は自分で育てるから意味があるものだと思っています。

 

人が履いた靴なんて履きたくないんですよね。

 

手に入れられない物といったらまだ、ありまして、2018年に廃業したスクーカムのスタジャンのオールブラックがかっこよくて仕方ない。

今後、ヴィンテージになるであろうこのスタジャンを今のうちに手に入れたいのだが、ここ最近、スニーカーにお金を使ってしまったため金欠だ。

リーバイスの501のヴィンテージデニムも履いてみたいけど何十万〜何百万の世界ですし無理だ…

 

このヴィンテージ市場は誰かが付加価値をつけて成功したものです。

『当時のオリジナルが原点にして最強』だの

『希少性があって今後手に入りません』

だの言っておけば人々は飛びつくもんね。

僕も大好きな『経年変化』も冷静に考えてみれば『物を使い古している』だけですもんね。

 

そう。使い古しているだけ。

 

でもそこに男心が惹かれる魅力がある。

 

この魅力を女子にももっとわかってもらいな。

 

でもここ最近、女子にも経年変化を広めるチャンスがでている。

『バブ女』だ。

赤ちゃんプレイをしてくれる女子のことではなくバブアーを着る女子だ。

 

経済は女子が回しているとよくいうが、MAー1、バブアー、ワークマンに続き、男の泥臭いワークウェアを着る女子が増えていくのだ。

今後はレッドウィングなどのブーツを履く女子も増えるだろう。

そこで、企業も女子に履いてもらえるようなデザインをしつつ軽量化してあげれば一気に増えると思うんだけどな。

 

レッドウィング9895なんて完全女子受けな色とデザインでしょう。

雑誌でで男の経年変化集を出すのもいいけど、もっと9895を生かしたコーデを出して魅力を書けば売れると思うんだけどね。

あとは靴の手入れを簡単だと思わせることが大事だね。

 

まず、レッドウィングの靴は男のブランドで人気ということを知ってもらって、それを履いたカップルが爽やかに散歩しているシーンを載せる。

『大好きな彼と歩いた距離が歴史になる』

といって、履いたときにできた靴の傷と皺を肯定的にすれば経年変化の魅力が伝わるだろう。

 

おっと。

 

話が脱線したね。

 

結論:歴史の名作品を欲しいと思っても生まれていないし、そのときは興味がない。欲しいときは無くなって希少性が高まったときだ。

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