廉価版スタンスミスとドイツ製を比較してみた。
本来は…
廉価版と復刻版の少しお高いものと比べるべきなのかもしれない。
しかし僕の手元にはドイツ製と廉価版しかないためそれができません…
けど、それでいい…ドイツ製スタンスミスと廉価版の違いを書いたブログ記事がないため代わりに記事を書くことにした。
大まかな違い
素材
廉価版スタンスミスとドイツ製の違いを語るにはまず素材が違うこと。
廉価版スタンスミスは、天然皮革、人口皮革(ABCマートホームページ調べ)
ドイツ製スタンスミスは、アッパーにフルフグレインレザーを使用している。
廉価版について、どこに天然皮革が使用されているかは正直わかりませんでした。
見た目
廉価版スタンスミスにはロゴがなく、ドイツ製には金色のロゴでSTAN SMITHの文字があります。
上がドイツ製 下が廉価版
ソールの色も違いがあり、この画像をみる限り違いはないが、新品時の廉価版は真っ白いソールをしており、ドイツ製はクリーム色です。
左ドイツ製 右廉価版↓
タンの厚さも違い、廉価版が厚めになって、ドイツ製は薄くできています。
見た目の印象はドイツ製は大人っぽくて男性的な印象に対し、廉価版はぽってりとしていて女性的な可愛らしい印象に感じました。
※タンについての違いを後述します。
左ドイツ製 右廉価版↓
見た目は廉価版の方がシルエットがぽってりしていて、ドイツ製は廉価版に比べて細くみえます。
履きこみによる反り返りや型崩れで見比べがフェアではないですがドイツ製の方がシュッとした大人っぽい雰囲気なのに対し、廉価版は可愛らしい感じました。
細かい違い
細かいところに注目してみると意外と違いがハッキリしてくることがわかります。
シューレースの違い↓指で指している方がドイツ製 下が廉価版
撮影の仕方で幅が違うように見えるがそこまで大きさに違いがありません。
廉価版が白く、ドイツ製が黄なみがかっている。
触り心地は廉価版の方がざらつきが強い。
穴の大きさの違い
紐を通す穴の大きさは違います。
廉価版の穴が大きく、ドイツ製の穴は小さい。
穴の大きさを意識してみることがないでしょうが、穴の大きさが大きければカジュアルな印象を受け、小さければ上品に見えるように感じます
。
ちょっとしたことで印象が変わることがわかりますね。
裏側の縫い目
廉価版↓
ドイツ製↓
廉価版に縫い目があるのにたいし、ドイツ製は縫い目がない。
シュータンの違い
シュータンは厚さ以外にもちょっとした違いがある。
廉価版↓
ドイツ製↓
ドイツ製の場合、『made in germany』の文字が入っています。
また、ロゴの色味も微妙に違い、廉価版の場合、色が濃くなっており、ドイツ製は薄くなっています。
また、見比べてわかると思いますが、ドイツ製の方がレザーを使用しているため細かいシワが入ってボコボコしていますね。
小さな発見ですが、紐の先端で指しているのは縫われている場所の違いがあることに気づきました。
廉価版は途中まで縫われていて、ドイツ製は上の方まで縫われています。
憶測ですが、ドイツ製のタンの裏側の少しはみ出たグレーの生地の部分は触ってみるとガサガサしています。
それをレザー1枚縫い付けることで足の着用時の不快感をなくすために1周するように塗っているのかと思います。
しかし、廉価版の場合途中までしか縫われていない。
↑の画像をみてもらえればわかると思いますが、途中から厚さが違いますね。
廉価版↓
↑の紐を通す(名称がわからない)を縫うために補強されたためだと考えます。
ドイツ製↓
ドイツ製には紐を通すところの補強をするやつがないため後ろに縫ったあとがない。
ちなみに補強した場所をアップしてみてみると面白い風景がみえます。
ドイツ製↓
廉価版は補強しており飾り?の裏側をのぞいてみると何もないが、ドイツ製の方をみてみるとザラザラ(床面)が見えます。
履き心地とフィット感の違い
上の画像のようにつま先から前に蹴り出して進もうとする時の足のアタリ心地が、廉価版は合皮感(うまく言えない)を感じるのだが、ドイツ製は足を包み込んでくれるような柔らかさがあります。
履き心地の違いを生み出しているのはドイツ製にはレザーライニングが採用されているため廉価版と比べてみると足の触り心地がいいと感じました!
紐を締めた際(同じ強さ)ドイツ製の方がタンの厚さがないためしっかりと紐で固定されるためフィット感もドイツ製の方が強く、僕は履き心地とフィット感はドイツ製の方が優れていると思います。
廉価版は歩くたびに足の指がインソールと擦れる際にボソボソした感覚がするのですが、ドイツ製にはインソールもレザーが使われているため、触り心地もよくクッション性もあるため比べるとなると断然ドイツ製の方が履き心地がいいしオススメしたいと思います!
面白いと思ったところ
今回スタンスミスと向き合って面白いと感じたところを紹介したい。
廉価版右足のつま先↓
廉価版左足のつま先↓
つま先部分を軽く指で押してみるとシワの入り方が違い、左足は細かいシワが入るのに右足にはいりずらい。
指で凹ませたときも左は沈みやすくビニールっぽい質感だが、右は「べこっ」って音がして沈みにくい。
廉価版でもシワの入り方や質感の違いがあることが画像でわかってもらえただろうか…
廉価版でも個体差があるので、店頭で購入する際に気になる方がいたらじっくりと選んだ方がいいと僕は思った。
廉価版とドイツ製どちらがオススメか…
どちらかと言われればドイツ製の方をオススメしたい。
履き心地や足の触り心地、フィット感はドイツ製の方が廉価版より優れいていると感じたからだ。
また、見た目的にもドイツ製の方がシュッとしてかっこいいから、どんな雰囲気の服にも合うような気がするため、どちらかを選ぶとしたら僕は迷わずドイツ製をオススメしたいです!!!
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最後に
今回のスタンスミス についての記事を熱く語り過ぎてしまいました。
表面的にはタンの見た目、素材の違いに注目しがちですが、こうして細かいディテールの違いをみると意外と違いが多いことに気づいていただけたでしょうか。
ドイツ製のスタンスミスはレザーが使われているため今後、どんな経年変化を見せてくれるか楽しみで仕方がないです。
もし、表情を変えてくれた場合、それを記事にしようかな!
では、長々とありがとうございました!
ドイツ製スタンスミスについて書かれた過去記事です↓
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