トムホークのバングル。スターリングシルバーの味といぶし銀
初めてインディアンジュエリーを買ったのが3年前の夏だった。
たまたま入った古着屋さんでヴィンテージレッドウィングやデニムを見ていた時にシルバーアクセサリーがあった。
聞いてみると、そこの店長さんが直接アメリカで買い付けてきたものだったらしい。
眺めていると一際目を引くバングルがあった。
それが今回紹介するトムホークのバングルだ!!!
トムホーク のバングル
ナバホ族のアーティスト『TOM HORK』のバングル。
直線を使ったデザインが特徴的でシンプルなラインが2本入っています。
購入を決めた理由は黒いラインとシルバーの色合いがものすごくかっこよく見えたのと、シンプルなため服装を選ばずに着用できると思ったからです!
後ろにアーティスト名と『STERLING』の文字があります。
スターリングシルバーで作られた製品に刻印されるとのことです。(詳しいことは他サイトでの検索をお願いします)
僕の手首は細いですがサイズ感がジャストなので気になりませんね!
いぶし銀(硫化)
トムホークのバングルはもともと綺麗なシルバーでした。
|
新品時は上の広告のように綺麗なシルバーだったのですが、着けている時に出る汗と、空気中の硫黄成分などによって”硫化”したことで黒く変色しています。
黒くなったシルバーアクセサリーは人によっては汚く見えたりしてしまうかもしれませんが、僕はこの硫化したインディアンジュエリーには魅力を感じてしまう。
なんというか味がありますよね。
他のシルバーアクセサリーはファッションで使うためピカピカな方がかっこいいのですが、インディアンジュエリーはファッション兼お守りみたいな感じで着けているため僕はくすんでいても気にならないんです。
その理由がインディアンジュエリーには柄があって、その柄には意味があるからです。
|
例えば、広告で貼っている亀の中に人が居て下にグネグネしたなにかがある。
インディアンジュエリーの柄には意味があって
亀(タートル)→母なる大地の象徴・女性の守り神
中の人(マンインザメイズ)→直訳すると”迷宮の中にいる人
”迷路の中に立っている人:グレートスピリット(大いなる神秘)
迷路:人生
意味;長い人生に迷うことがあろうとも、いつか正しい道にたどり着くことが出来る…とされている。
これは僕の感覚なのですが、新品のピカピカな状態のインディアンジュエリーには魂が宿っていない気がするんですよね。
ちょっとスピリチュアルっぽいですが肌に身に着けることで少しずつ硫化していって黒ずんでいくととも僕の魂や思いが宿っていっている気がするんですよね。
とは言ってるけど
やっぱピカピカな状態も好きなんですよね笑
手入れしている時も少しずつピカピカになっているところも楽しいし、思いを込めながら手入れするというのも面白くて奥深くて、愛着が湧くものなんだ。
シルバーアクセサリーの手入れと靴磨きと通ずるものがあると思います。
ちなみにジュエリーに意味を持ちながら身に着けるとは言ったものの、このバングルに関してはカッコよくて衝動的な買ってしまったため、トムホークのデザインであるラインの意味を購入した時の店員さんに聞き忘れてしまったためいまだに意味がわかっていません。
調べても意味が出てこないんですよねぇ。
さいごに
今回は、トムホーク のバングルについて書きましたが、近いうちにまたインディアンジュエリーについて語りたいことがあるので記事にします。
では!