文玩核桃(手遊び胡桃)初心者の方へ向けた育てる前のアドバイス
まずはじめに
正直にいうと私も文玩核桃を始めたビギナーであり皆様にアドバイスができるほど歴があるわけでもないということを前提にお話をさせていただく。
同じ初心者のくせに胡桃のアドバイスができるのかと疑問に思う人がいるだろうが胡桃を育て始めてもう少しで50日経過するが育てていることで気付くことがあるのです。
『文玩核桃と革財布の経年変化は共通点がある』
ということに。
一般的に革財布というのはお金を入れる物にすぎないが革好きの人間からすると革を手入れして育てると言うのはロマンであり相棒でもあり倹約であり瞑想的でもありそして共に人生を歩みながら完成する作品作りなのです。
さて、文玩核桃というのは革財布と同じくどこに行くときにも連れて行く相棒でありそして自分の手汗を染み込ませつつ手入れをして我々がSNSで観たあの赤くそして独特なプラスチックのようなコーティングがされたあの胡桃作るというのは人生をかけた作品作りだ。
さぁ皆んなも文玩核桃をこねくり回して作品を作ろうじゃないか。
※この記事は文玩核桃を購入して今から育てるビギナーの方に意識してほしいことを書いたものです。
まだ技術もノウハウも少ない私でもしかしたら間違いや偏った思想があるかもしれませんがどうかご容赦ください。
そしてもし本当に何か得られるものがあってそれを作品作りの実践に活かしてもらえれば幸いです
購入してから意識すべしこと
全体を眺めて
胡桃全体を眺めて不自然な割れやヒビがないかを確認することは重要である。
皆それぞれ違う通販のショップで購入した人が多いだろうが使いたいと思う気持ちを沈めて変な部分がないかを確認してもしヒビなどがあればすぐに取り替えてもらう必要はある。
初期不良は交換できるうちに対策してもらった方がいいだろう。
しかし、1つだけ警告しておくと胡桃は自然に作る物であるから左右完全対称というのはないと思っていた方がいい。
我々日本人は製品に完璧さを求めすぎる部分があり重さや殻の形など対照じゃないと嫌だと感じる人も少なくないはずだがそれは個性だと思った方がいいと私は思うんのだ。
購入してすぐのブラッシング
ブラッシングをする理由は目に見えない埃を払うためであり革財布でも新品を使用するときはブラッシングをするのだ。
胡桃の場合だと袋詰めして発送するまでの間はどこかで保管されてたりなどで埃は確実にある。
それを払ってから育て始めることをお勧めする。
※革財布やブーツ、革靴を購入してすぐに私がやることはまずブラッシングをして全体的に埃を落としてからオイルを塗って履いたり使用したりします。
理由は製造してからどのくらい時間が経過してるのか不透明であり場合によっては革が乾燥しているためです。
人の皮膚と一緒でレザーの大敵は乾燥なので購入したらブラッシングしてからオイルケアをしてから使用すれば長期的にみて
最初は慎重に回しつつ手の脂でコーティングせよ
SNSで拝見したが購入してすぐに割れや欠けたりしている人もいるらしいが上記の初期不良確認→ブラッシングをした後はまずある程度は手の脂でコーティングすることをすすめる。
奥深いことに手の脂というのは色が変化するだけではなく回した時の保護膜にもなり欠けや割れ予防にもなるのだ。
胡桃が作られて我々の手元にくるまでには時間がかかるしいつ収穫されたものかもどれくらいの時間どのように保管されてたのかもわからない。
物によっては物凄く表面が乾燥している可能性を考慮すると序盤は優しく全体的にオイルを馴染ませるように意識をしつつ少しでもいいから脂を染み込ませてから気の向くように回せば良いと思う。
物やその人の触る時間にもよるが数日は手汗を優しく回しつつ染み込ませるイメージでやってみてはいかがだろうか。
※季節や環境、人の手汗の量、多汗症なのかなど色んな要因があるのでご自身で判断してください。
ケア用品とケアについての考え方
金銭的に余裕があるなら迷わずに胡桃と同時にケア用品が付属しているものを買うべきだが胡桃単品で購入した人や安く費用を抑えつつ楽しみたいと言う人は100均で間に合わせとして購入することはありだと私は思っている。
現在、私が持っているのは↓
ナノブラシ、手袋、豚毛ブラシである。
手袋に関しては代替品は思いつかないのでアドバイスはできませんがナノブラシ、豚毛ブラシに関しては100均で代替できる。
※私は現在100均ブラシで代替してるが長期的に胡桃を育てつつブラシも育てるという考えをお持ちの方は靴磨き用の豚毛ブラシを私はおすすめすます
ナノブラシの代替品(ダイソーの歯ブラシ)
胡桃しか買ってなくて今現在持ってる胡桃の埃を払いたいと考えている人の間に合わせとしてダイソーの歯ブラシというのも選択肢としてありだと思う。
考え方としてあくまで代替品であり中長期的なエイジングを考えるとどう作用するかは謎な為、本格的に育てていきたいと考えているのなら専用のブラシを購入するまでの繋ぎという考えがいいと思う。
セリア(豚毛ブラシ)
ナノブラシで埃を払った後に艶出し専用として豚毛ブラシを別に購入することをお勧めする。
なぜ分けるかというとレッドウィングというブーツがあり手入れする際は馬毛ブラシで埃を払い仕上げに豚毛で艶を出すのだがブラシをわけるだけで艶の仕上がりが全然違うのである。
手入れ方法は千差万別でありこれが正解というのは中国のプロのyoutubeで勉強しなきゃいけない為あまり自信を持って言うことはできないが私の革製品をケアしてきた12年弱経験で言うとやっぱ仕上げと埃を払うものを分けるだけで仕上がりは違うし分けることで手入れを雑にしないという気持ちも
ある意味、オールインワン美容商品を使うとこれでいいよねとザッとケアをしてしまうが毛用品を分けて使うことでしっかりと手入れしようと思えるような気になるみたいなもの…だと私は考える。
ちなみになぜセリアのブラシを勧めたかというと材質に化学繊維が入っていない為である。
ダイソーの豚毛ブラシ
ダイソーの豚毛ブラシはセリアとは逆で化学繊維が入っているというのがメリット。
ある意味、ケア用品を分けて手入れするのがめんどくさい人や物を増やしたくないという人が視野に入れてもいいんじゃないかと思われる商品。
ケアの考え方
AI曰く文玩核桃というのは『三分揉、七分刷(3割揉んで、7割磨く)』と言われる言葉があるらしく革製品でも定期的なブラッシングはレザーの寿命を伸ばすように胡桃も手入れをする必要性があると考える。
しかし手入れをすればするほどいいかと言われればまた違って例えば革財布をツヤツヤがいいからとブラッシングをすれば革やステッチにダメージがいくリスクがある。
胡桃の場合はやりすぎるとどうなるかは見当はつかないが観葉植物を育てる心構えと一緒で『可愛がりすぎたら枯らす』というやつになる可能性もある。
何事もほどほどにである。
しかしここで現在、考えているケア方法として1番大切にした方がいいと考えることがあり『飽きずに毎日少しでもいいから触る』ということだ。
文玩核桃で敵となるのは『乾燥と落下』と『飽き』であり革財布と同じで大切に使いたい(育てたい)から保管して寝かすみたいなのは結果的に寿命を短くしているだけであり日常の触って使用することがメンテナンスに結果的に良い経年変化、寿命を伸ばすということになるのだ。
また1番の敵は飽きることである。
色が変化しないからとか自分が想像していた風合いにならなかったからとか複合的な理由で辞めることだろう。
飽き対策としては『良い作品を作るには時間がかかるものだ』というマインドを持ち目先の変化に一喜一憂せずに派手さもないが淡々と育てることが大切になってくると考える。
その為の対策としては飽き性の人でも巾着袋などに入れてとにかく暇だと思った時にすぐに触れるように持ち歩いたり考え事する自室でいつでも触りつつ自分が毎日必ずいる場所に置いておくなど各々ライフスタイルに合うように工夫をしてみてほしい。
もう1度だけ大切なことを…日常的に触ることがケアにもなるし良い風合いをだしたいならブラッシングをすることが大切である。
さいごに
今回は今から育てるぞっていう方々に向けてのアドバイスでした。
1番最初故に気負いがでて完璧なものが欲しくなる故に足踏みしてしまう人もいるでしょうが私も現在育てているモノは品種や形とかにこだわるよりも初めてみたいという衝動で購入しました。
そしてガラガラと回してみて育ててみることでまずは慣れることが大切だと思います。
完璧さを求めるのは2つめ以降であり初代のものはもちろん大切に綺麗になるように育てるつもりだがもし仮に思うような作品にならなかったとしても育て続けるつもりです。
思い描くのは赤いルビーのようなツヤツヤしたものだがこれを60年70年育てた時にもしかしたら赤黒いわけのわからない色になる可能性がある。
そうなった時でも愛せるように愛着と手脂を吸着して育てていこうと思う。
youtubeのコメントでは「汚い」というコメントをみるがうるせぇと。
黙れと。
そんなもの関係なく育てて100年胡桃に仕立ててやるわと思いながら育てていこうと思うのでした。
では、また

